単独行動

 

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海外旅行はひとりで?

 

K子から紹介された、スタンダードブックスの雑誌TRANSITのトークショーの中で
最近は海外旅行をする若者が
減り続けているというお話をされていました。

その理由は「面倒だから」・・・。
で、温泉などへの手軽な小旅行へと流れているとのこと。

草食系とか言われる時代の流れのせいか
車も乗らない、旅もしない、お金を使わない。

日本経済の未来はどこへ行き着くのかという嘆きはさておき、
確かに、旅にはたくさんの「面倒」な側面があると思います。

 



トークショーの話に戻りますが
編集長が
カメラマンとペアでモロッコのこの取材中、喧嘩してしまって
次の目的地まで
別々に行動したというエピソードには
妙にうなづいてしまいました・・・。


モロッコでは
物売りがとにかくしつこいので
すっかり、疲れてしまった編集長をよそに
「いい人」のカメラマン氏はというと
現地の人との触れ合いが楽しくて仕方ない様子。

そんな二人のスタンスが違ってしまい、
しばらく別行動することになった・・・
というようなお話でした。



彼らのように
海外旅行の途中、
喧嘩やハプニングなどがあっても
お互い、ひとりでも行動できる勇気や慣れがあるなら
私は連れ合って旅行することに賛成です。

どれだけ仲の良いもの同志でも
海外旅行で喧嘩になったり、ぶつかりあったりするというのはよくある話です。


ことばや環境、文化などすべて勝手が違う海外では
自分のやり方が通用せず、
旅行を楽しむ反面
疲労度と比例して
苛立つことも増え、
お互いを気遣う余裕もなくなってるという経験が
自分にもあるので、
海外旅行はできるだけ
一人で行っていました。

航空会社で働いていた頃
自社便の路線ならどこでもOKのフリーチケット付の
年次有給休暇がひと月ほどありました。

 
チケットもフリーでもらえるし
これが目的で働いていたようなものですが?
毎年ヨーロッパへ喜び勇んで
一人で旅した日々は
今となっては若き日々のかけがえのない思い出です。

けれど同僚の間では
有給休暇を一人旅で使う人など私だけだったと記憶するので
当時からやはり相当、変わっていたと思います?

多くの人は恋人に逢ったり、婚活のために
帰国していたようですが・・・。



 
 
CAどうしで仲良く旅行?
 
友達同志で旅行するのはいろいろ大変だと思います。
ケンカすることもよくあるはずだからです。

当時仲良くしていたあるT子が、たまたま休暇が重なった
ルームメイトMと女二人で仲良く、
パリへでかけたものの
うんざりして帰ってきた話が忘れられません。

スウィーツ好きのMは
外食を一切しようとせず、毎回パリでしか食べれないと
パンとワインを買って
ケーキ(夕飯にもケーキ!)をたくさん
ホテルの部屋で食べようと誘ったとのこと。

「何で嫌って言わなかったの?」と聞くと
一人でレストランで食事をするのも淋しいし
疲れもあったので
仕方なく我慢していたとのこと。
 
部屋でMにつきあって部屋食したのだといいます
 
私だったら、別行動していました。
絶対外へ食べに行きます。
自分を抑えてまで友情をとりたくない。
なぜならあとで必ず反動が来るから。


帰り際、ルームキーパーのオバサンに
かなり文句を言われてさんざんだったそうです。
(ホテル室内は持ち込み飲食禁止だったとか)

 
 
サッカーの中田選手が
旅で一番嫌なことは?という質問に
「食事のとき淋しいこと」と
答えていたのが印象的ですが
これについては
人それぞれですね。
 
自分なら海外では
結構大胆になれるタイプで全然平気でした。
長旅の最後はさすがに疲れて若干寂しくなったこともありましたが。

T子は優しい人だったので
「一人でレストランで食事するのが耐えられない」という気持ち以上に
相手を思いやる気持ちが強かったようでした。


けれど、我慢しすぎたせいであとになって
「もう2度とMにつきあわない!」と怒りをぶちまける姿に
心のなかで「別行動したらよかったのに。」
とつぶやいていました。
 
 
海外旅行は単独行動がいい

仮に女同士ふたりで海外を旅するなら、たとえば
自分は今日、あなたと別行動で
ここに行きたいから
○○時間後にここで会う約束をするとか、時には思いきって
別々に食事するとか
そんなことができたらストレスもなく、旅行の楽しみ方も違ってくる気がします。
 

そんなこんなも今の若い人には「面倒だから」ということになるのでしょうか。
 
ひとりでも物怖じしない行動力と多少の英語力と度胸さえあれば
単独行動の旅、今の言葉でいうなら「おひとりさま」を楽しめると思います。
 
 
外資系エアラインで生きていくにはそのくらいの精神的強さはあったほうがいい気がします。一人でも恐れない勇気は仕事においても生活する上でも、あるに越したことがないのですから。