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洗濯

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海外に居をかまえてステイしていた頃は、同期3人でコンドミニアムをシェアして住んでいました。

当時は家事のやり方がそれぞれに違ってとても面白かったです。

 

とくに洗濯には思い出があります。

一日に何度も洗濯する、ためてから洗う、シワを伸ばさずに洗濯物を物干し竿にひっかけるなど、三人三様で特に、自分と違う洗濯物の干し方にはかなりインパクトをうけました。


海外の外国人専用マンションのコンドミニアムは、たいてい家具やエアコン、冷蔵庫などの家電付きです。


私が住んでいたところは、洗濯機はあっても乾燥機がなかったので、洗濯物はテラスに干していました。

 

当時シェアしていた住まいと同期の友人のことで、なぜか真っ先に思い出すのが洗濯物がらみのシーンです。

 

 

女がひとつ屋根の下に暮らすと身につけるものすべてが、干された洗濯物を通して同居人の目にさらされることになります。見るつもりがなくても目に入ってしまうのです。

 

使用感たっぷりのバスタオルがちょっと気恥ずかしかったり、こんな趣味があったのかと落差を感じる衣類を見た時は微笑ましかったものです。

 

小雨が降った際は、家にいる誰かがとりこむのですが、たたんでベッドの上におかれていた時は、ありがた照れくさいような感じでした。

 

 ユニフォームさえ白昼堂々、外干ししても誰も何も言わない、おおらかな国でした。

 

長旅のあと我が家のテラスに、洗濯物が干してあるのを見つけた時は、ほっとしました。フライト勤務を本格的にし始めると、3人のうち誰かが家にいることは少なかったのです

 

 

幸せの黄色いハンカチではないのですが、今のようにスマホなどない時代です。

ロングフライトが重なるとそれぞれが今どのフライトしていて、どこにいるかを連絡をとりあえないときも多かったように思います。

 

洗濯物を見て「K子やCが家にいる!」パッと表情が明るくなる瞬間でした。

 

「お疲れ。どうだった?」

「◯さんのチームだったから楽しかった。」

「これ買ってきた、食べよ。」

 

濃いメイクを落として一息ついて、一緒にごはんを食べる。

時にはハードワークのグチをこぼしながら。

そんな何でもないない時間が癒やしでした。

 

仮にオフの日だったとしても、外出していることがほとんどでした。

とにかくみんなオンもオフも忙しかった・・・。

 

家で過ごすことがどちらかと言えば好きだった私でさえ、たいてい出ていた記憶があります。